コレクターも多い! G-SHOCKフロッグマンの魅力
投稿日:2015年3月30日
G-SHOCKの代表モデルとも言える「フロッグマン」。このシリーズのモデルのみ所有しているというコレクターもいるほどの人気があります。そこでフロッグマンとはどういったモデルなのか、またこれまでにはどんなモデルがあったのかなどその魅力についてご紹介します。
フロッグマンとは
初代のフロッグマンであるDW-6300が登場したのは1993年。錆びにくく泥に強いと言われる「MASTEROF G(通称“マン・シリーズ”)」の中で最初に発売されたモデルで、G-SHOCKで初めて愛称が付けられたシリーズとしても知られています。フロッグマンは、現在では初代から5代目までが登場しています。
このフロッグマンの特徴は、まず厳格なISOのダイバーズウォッチの規格に準拠し、200m潜水用防水仕様になっているということ。
またデザイン面では、大きめのケースであることが特徴的です。これは海の中での視認性や操作性、防水性を考えてのことだと言われます。初代から全てのモデルで、手首を曲げた時に誤操作しないようにケースがやや左にずれていたり、5代目では潜水時にも操作しやすいようにストップウォッチのボタンが大きくなっていたりとさまざまな考慮がされています。
ちなみにこの「フロッグマン」という名前どおり、4代目のモデルまでは、裏蓋に酸素ボンベを背負ったカエルが刻印されています。
歴代フロッグマンの特徴
フロッグマンには初代から5代目までのモデルが発売されたことをご説明しましたが、ここではそれぞれの特徴を見ていきたいと思います。
・初代「DW-6300(1993年8月発売)」
200m潜水用防水仕様になったG-SHOCKで初めてのモデル。左右非対称な形をした丸型のケースは、潜水艦のハッチをイメージすると同時に装着した時に手首の動きを妨害しない形として採用されました。
・2代目「DW-8200(1995年6月発売)」
ケースが左右非対称な丸型であるのは初代と同じですが、素材に錆びにくく軽いチタンを採用した初のモデル。ELバックライトを搭載したモデルとしても知られています。
・3代目「DW-9900(1999年4月発売)」
今までのモデルの基本的なデザインを継承しながら、さらに小型化を実現したモデルです。両手が使えない時などにも時間を知ることができる便利な機能や、連絡先や血液型、さらにCカード(ダイビングの認定証)のナンバーを記憶するためのID機能も搭載され、ダイバーにとって嬉しいモデルとなっています。
・4代目「GW-200(2001年7月発売)」
本体のデザインが、初代のモデルに近い印象を受けるGW-200。ソーラー充電システムである「タフソーラー」を搭載し、フルオートELバックライトを使用したことで、暗闇の中で腕を傾けるだけで発光するという今までのモデルよりもさらなる進化を遂げています。
・5代目「GWF-1000(2009年10月発売)」
このモデルから、裏蓋に刻印されたカエルのデザインが大きく変わっています。今までのモデル同様に酸素ボンベを背負ったカエルが刻印されていますが、口にアンテナを加えている点がほかのモデルと異なっています。
世界6局からの標準電波を受けることができるというマルチバンド6をはじめ、潮汐情報を表示するタイドグラフ、月齢を示すムーンデータなどを搭載。
コレクターに人気!レアなフロッグマンとは?
フロッグマンはG-SHOCKの中でも人気の先駆けモデルと言われ、コレクターにも特に人気が高いことで知られています。そんなフロッグマンの中でも個人の好みはありますが、特にゴールドチタンを使用したDW-8200B-9Aなどは、すでに生産終了した現在、比較的高値で取引されているそうです。
いかがでしたでしょうか? 今回は、現在でも根強いファンがいるG-SHOCKフロッグマンの魅力に迫りました。レアなモデルの場合には高額で買い取りされることもあるので、ぜひ一度査定に出してみてくださいね。