公開日:2014年8月19日
ローランド MC-303 grooveboxをお買い取りしました。
90年代のダンスミュージックシーンの高まりを受けてローランドがリリースしたヴィンテージス・タイルのシンセ・シーケンサー「MC-303 Grovebox」。テクノやヒップホップ、ジャングル、ハウス、アッシドなど電子音を基本ビートとしたダンスミュージックの勃興の中で、こうしたダンスミュージックを簡単にプログラムできるように同種の先行モデルをバージョンアップし作られたのがMC-303です。MC-303に与えられた商標の”Groovebox”はダンスミュージック用シーケンサーの一般的呼称ともなりました。
448種のダンスサウンド、40タイプのシンセベース、35タイプのシンセリードと33タイプのシンセパッドがプリセットされており、先行のTR-808、TR-909とテクノ、ジャングル、ハウス・セットを含む12タイプのリズムキットを内蔵しています。マルチ・クオンタイズ機能を含む8トラック・シーケンサーを用いた16パートのマルチ・ティンバーを持ち、レゾナンス・フィルターやLFO、エンベローブのコントローラーも搭載。デレイやリバーブ、フランジャーやコーラスなどのエフェクターも内蔵されています。フレーズを即座に呼び出すためのPRS(Realtime Phrse Sequencer)も搭載されていてライブでの自由度を広げています。
MC-303は既に生産を終了していますので中古市場でしか入手できません。