公開日:2013年3月1日
ローランド トータルパーカッションパッド SPD-11をお買い取りしました。
1985年にローランドから発売された画期的なMIDIドラム/パーカッション「PAD-8」から始まる「オクト・パッド・シリーズ」。ドラムセットを必要とせず、高感度パッドをトリガーとして生ドラムのシミュレーションから電子ドラム音、さらに多様な民族パーカッションまで様々なドラム/パーカッションサウンドをコンパクトな卓上パッドで出すことできるツールです。
単体として使用可能なことはもちろんドラムセットや他のパーカッションと組み合わせて豊かなドラム/パーカッション・アンサンブルを組み立てる便利なツールとして多くのドラマーやパーカッショニストから愛用され続けてきました。
SPD-11はその中で1993年に販売されたエポックメイキングなモデルで、単なるサウンド数の増加によるバージョンアップのみでなくエフェクト機能も内蔵した新しい時代のモデルとして登場しました。上下8つのパッドをトリガーとし、さらに外部のパッドを最大4つまで接続可能。同時発音数は14、音色数は225音。外部にMIDI音源をつなげればMIDI用入力パッドとしてさらに多様なアンサンブルでの使用も可能です。ラインアウトも可能なのでDTM/DAWの入力機材としても便利です。YOUTUBE上にも多数のユーザー・クリップが存在し、未だ高い人気と需要があるようです。生産完了品なので中古市場でのみ入手可能です。