リユースできるものとできないもの | Reアールイー


リユースできるものとできないもの

最近耳にする機会の増えたリユース。3R運動なども推進され始め、以前よりも注目されてきています。不要になった物をリユースする方法として手軽なのは、リサイクルショップや専門の中古店へ売ることです。
しかし、中にはリユースができないものもあるというのをご存じでしょうか?こちらでは、リユースできるもの・できないものについてご紹介します。

リユースできるものとできないもの

実はほとんどのものがリユース可能!

リユースできないものを探す方が難しいほど、今日ではほとんどのものをリユースすることができます。中には「こんなものまで買い取ってもらえるの?」と思うようなものまであるでしょう。

リユースの定番品といえば、古本、衣類、CD/DVD、ホビー、家電、楽器、家具などが挙げられます。古本はマンガの単行本や写真集、家電ではデジカメやパソコンなどのデジタル機器、テレビやステレオなどのAV家電、冷蔵庫や洗濯機などの生活家電から、契約が終わったスマートフォンやタブレットなどもリユースできます。

また、ホビー品は実に多彩で、おもちゃはもちろん、ゲーム機、フィギュア、プラモデル、模型、釣り具や釣竿、スポーツ用品や楽器など趣味で使うものであれば大半がリユース可能です。その他にもお祝いで貰ったバスタオルや食器、眠っている雑貨や使わなくなったブランドバッグや時計、さらにはベビーカーやベッドといった赤ちゃん用品もリユースできます。

不衛生なものや壊れたものはNG!

さまざまなもののリユースが可能ですが、中にはできないものもあります。
衣類に関しては、中古下着や肌着は衛生面からリユースをすることができません。また、シミや汚れがひどい衣服も買い取ってもらえない場合があります。
家電製品は査定額が下がりますが、故障品や傷物であっても品物によっては売ることができます。しかし、明らかに破損しているもの、軽微な修理では再利用ができないもの、汚れがひどくてクリーニングできないものはNGとなってしまうことが多いです。
その他、自作品や改造品、法律に触れるような違法なものはリユースができません。

各ジャンルの専門店もあります

リユースする品物を持ちこむ場所として、最も身近なのが総合リサイクルショップです。取扱い品が多いのが特徴であり、一般家庭で使われているようなものであれば買い取ってもらえます。また、同一ジャンルの品が大量にあるような場合は、そのジャンルを専門に取り扱っている中古店などに持っていくのも良いでしょう。スタッフの知識も豊富であるため、売るときも安心です。

不用品をゴミにする前に、まずリユース!

回収したものを原材料にして別の製品を作るリサイクルは、もっとも地球に優しい方法だと思っている方も多いでしょう。しかし、リサイクルはその過程で、石油やガス、鉱物資源などの大量のエネルギーを消耗します。そのため、あまりエコでないケースもあるのです。それに対してリユースは、クリーニングや軽微な修理を行ってそのまま使用するため、リサイクルよりも地球環境に優しいと言われています。
また、リユースは不用品をお店に売ることで収入を得ることができます。環境に優しく、自分にとっても収入というメリットがあるリユースを有効活用しない手はないでしょう。

不用品をゴミとして出すのは最終手段と考えるのが良いでしょう。まずリユースをし、リユースできないものはリサイクルに出し、最後に残ったものを粗大ごみや燃えないゴミとして出すという意識が、エコに繋がるのです。