公開日:2014年6月2日
モーリス アコースティックギター M1201 ハードケース付をお買い取りしました。
松本市のギター工場のブランド「モーリス」のハイエンドのフォークギターです。モーリスのフォークギターは1970年代のフォーク・ブームの波にのり、良質の国産ギターを供給し続け、谷村新司など多くの大物フォークシンガーにも愛用されてきました。
このモデルは1990年代に製造されたと思われる「M1201」モデルです。当時のメーカーのカタログによれば、ボディスタイルはビッグなドレッドノート型のウエスタン、トップにスプルースの単板を、バックにローズウッドの単板、サイドとブリッジにローズウッドを使用。ギブソン風の低音域に厚みのある大きなサウンドが特徴で、ピックでかき鳴らすタイプの演奏スタイルには最適でしょう。
ネックはマホガニー、フィンガーボードにはローズウッドを使用、ポジション・マークとしてメイプル素材のツタ柄のインレイが施され、またヘッドのチューニング・ペグもダイキャスト・ゴールドを使用し、とても高級感があります。ビッグなボディに対してネックは太過ぎないようデザインされていて、手の小さい日本人でも弾きやすいように工夫がなされているようです。