公開日:2014年8月19日
テレキャスター ブラック
1949年にレオ・フェンダーが開発した「エスクワイヤー」を基に1950年代から製造販売され続けているフェンダー・テレキャスター。同社のストラトキャスターとともにエレキのギターのデザインとして最もポピュラーとなっています。
ソリッド・ボディーとボトル・オン・ネックというエレキギター独自の構造を生み出した最初のモデルです。それ以後、多くのギター・メーカーがテレキャスターをミミックした、あるいはイメージしたギターを作り出してきました。
このブラックのテレキャスターはメーカーが不明ですが、ボトル・オンのプレートの記載から日本製であると思われます。モデルは1962年モデルをコピーしたものではないでしょうか。付属のソフト・ケースは日本のメーカー「TOKAI」のものですが、モデルは特定できません。TOKAIのものであれば、1981に発売された「Tokai Breezysound、TE50 モデル」によく似ていますが、ヘッドやリアピックアップのプレートに記載があるはずのメーカー名が存在しません。ボトルオン・プレートにあるはずのシリアル番号も見当たりません。TOKAIのモデルであるという確証は得られません。TOKAIモデルをベースにした改造モデルとも考えられます。